ちょっとドキッとするタイトルですが、
この本は標題の文章を含めた椎名誠のエッセイ集です。
殺したい蕎麦屋とは、店の中で流れている音楽がクラシック音楽だったり、
問題の蕎麦が量がわずかしかなかったりした蕎麦屋のことで、
椎名誠がこの蕎麦屋に対して殺意を抱いているというお話。
この他、「いいひと」である犬(「いい犬」というと犬種が良いという
意味があったりするのでこのように書いている)と一緒に過ごしてきたという
思い出話を語るエッセイがあったり、
若かりし頃、出張でタイに行った時に、ムエタイの試合を見に行ったりしたという
エッセイなど、椎名誠が雑誌などに書いたエッセイを集めてます。
椎名誠のその他の本も読みたくなりました。