『ベニイ・グッドマン物語』

1956年公開の「スウィングの王様」と呼ばれたベニー・グッドマンを主人公にした映画。

幼い頃に施設で無償で音楽を教えてもらい、クラリネットの名演奏者になったグッドマンは

次々に色んな楽団で自分の腕を上げていき、その中でラグタイム(ジャズの前身)に出会い、

自分の楽団を持つまでになる。

そこで出会ったアリス・ハモンドと恋仲になるが、

母親からの反対と自身の仕事の多忙さのために中々結ばれずにいた。

しかし、最終的にはジャズライブを初めてカーネギー・ホールで行い、

そこにアリスが遅れながらもやってきて、音楽を通してベニー・グッドマン

アリスにプロポーズをするというところで終わる。

有名な”シング・シング・シング”も彼の代表曲でこのカーネギー・ホールのライブでも

演奏されている。

演奏中のクラリネットのソロはほとんどベニー・グッドマン本人の録音によるものらしい。