『無駄な仕事が全部消える超効率ハック』羽田康祐著

広告代理店に勤める著者が様々なビジネス本を読んで、

共通のことが書かれているポイントを集めて生産性を高めるために

必要な考え方などをまとめた本。

まず、自分は他人と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べることで

他人に振り回される時間が少なくなるということ。

つい他人と比べてしまって劣等感を持ってしまうので要注意だ。

上司から仕事を頼まれたりしたら、その頼みごとが必要になった理由(背景)を

把握することで、何に対して答えれば良いかが浮かびやすくなる。

自分が何を伝えたいかだけではなく、何を求められているかを考えれば

より仕事もスムーズに速くなるだろう。

全体的な視野を持ち、この先どうなりそうかを考えて、今のうち何ができるかを考える。

そうすることで受け身の仕事ではなく、自分主導の段取りが組めるというわけだ。

読書もただ知識をインプットするのではなく、アウトプットにつながるような

自分の見解・言葉で再解釈するような形で読み進めることで自分の身になる。

「1日100個レンガを積み上げてくれ」とお願いされるだけでは意欲がわかない。

「多くの困っている人を救う大聖堂を作る」という目的を示せばレンガ職人の

受け止め方は変わる。

自分の仕事に対する姿勢も目的が必要になっている気がする。