『転職と副業のかけ算』moto著
短大卒業後20歳で地方のホームセンターに勤務してから、四度転職して
現在年収1,000万のサラリーマンでありつつ、副業で年4,000万を稼ぐ著者が
転職と副業について記した本。
そもそも給料とは頂くものではなく、稼ぐものなのである。言われてみれば確かにそれは
当たり前のことだが、改めて言われることで目から鱗である。
転職するのではなくとも、自分が転職市場でどれくらいの市場価値があるのかを測ることは
とても重要なこと。そのためにも「自分株式会社」という視点を持つことが有効になる。
自分という会社を経営する視点を持てということである。
そして、どこでも活躍できる人は、組織を成長させられる人であるというのも
今の職場で仕事をする上でなるほどなと思う点である。
業界の状況→会社の課題→部署の役割→自分のミッション
を理解することは仕事する上でこれまだ重要なポイントである。
転職するためにはまずは職種のスペシャリストになること、もしくは業界のスペシャリストに
なることがキャリアアップの道筋になるのだ。
ただ、今の仕事が辛いとか嫌だというので転職するのは転職のタイミングとしては
あってはならないのだという。
求人票を見て、自分にどんな力が身につけば求められるようになるのかが分かる。
今の業界に近しい業界に転職することが軸をずらす転職としては有効である。
一方、副業は現在の仕事を元にそれを活かす形で進めるのが良いとのこと。
Twitter、note、Voicyを活用してコンテンツを作ることが副業になるようである。