椎名誠が、自身の孫との電話だったり直接会っての会話だったりをして、
日常の中にほのぼのとした交流を織り交ぜた私小説。
さすが椎名誠というだけあって、還暦は超えても、日常は旅ばかりしています。
もちろん仕事で旅をすることもあるのですが、
プライベートでも旅をしていて、少しうらやましいなと思うこともあります。
ちなみに話の中で出てくる辣油蕎麦というのが、美味そうでした。
四川料理のようなものがもとになっているそうなのですが、
蕎麦のつけ汁に辣油をドバドバと大量に書けるものだそう。
椎名誠は本の中だけでもこの料理を何度も食べています。
作るのが簡単というのもあるのでしょうが。