2020-01-01から1年間の記事一覧

『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』

2009年公開のアメリカの映画。 "Immigration and Customs Enforcement" 略してICE。アメリカの移民・関税執行局。 ハリソン・フォードが主人公でその捜査官を演じている。 中南米からの移民、中東からの移民、アジアからの移民、オーストラリアからの移民な…

『鑑定士と顔のない依頼人』

2013年公開のイタリアのサスペンス映画。 主人公は歳をとった鑑定士の男。オークションの司会もやっている。 ある時、若い女性の依頼人から家の物の鑑定をしてほしいと頼まれる。 鑑定士が依頼人の家に行くと、依頼人は隠れて正体を表そうとしない。 鑑定士…

ソラノイロ@東京駅

特製ベジソバ 東京駅のラーメンストリートにあるラーメン屋 麹町店がミシュランガイドに掲載されているというのと野菜ラーメンが 珍しいので食べに行ってみた。 特製ベジソバは写真の通り、キャベツとサツマイモとミニトマトと ブロッコリーとレンコンとニン…

『1分で話せ』伊藤羊一著

ヤフー・アカデミアという企業内大学の学長である著者が 孫正義の前でプレゼンを褒められるまでに至る自分のスキルなどをまとめた著書。 人に伝える際に、いくらロジカルでもダラダラと話していては伝わらない。 人は相手の話を80%は聞いていないからだ。 …

『盤上の向日葵』柚月裕子著

将棋の駒が置かれた白骨死体。 その駒は名工が作った600万円もする由緒ある高級駒だった。 あるタイトル戦に挑戦する棋士がどのような変遷を経て今に至っているかを 描いているのだが、特に幼少の頃に父親にネグレクトされながらも ふとしたことがきっかけで…

『マッチスティック・メン』

2003年公開のアメリカの詐欺師の映画。 主人公の詐欺師ロイをニコラス・ケイジが演じている。 ロイは相棒のフランクと共に詐欺をして生活をしていた。 ロイには過去の仕事でためていた100万ドルを超える金を銀行の貸金庫に保管していた。 大きな仕事をする前…

『真実の行方』

1996年に公開されたアメリカのサスペンス映画。 リチャード・ギアが主人公の弁護士役で、エドワード・ノートンが殺人事件の容疑者の 青年役を演じている。 青年は多重人格で弁護士はそれを最終的に裁判の場で実際に引き出し、 青年の殺人罪は心神喪失となり…

『歌集 滑走路』萩原慎一郎著

32歳という若さで亡くなった著者の短歌集。 口語で綴られた短歌。 率直に語られた心情。 テーマは非正規、恋など。 自分も共感できる詩がいくつもあった。 詩歌本やたらと置いてある増田書店の増田さんに会いたし 著者が小平の人らしく、地元国立の本屋が出…

『5つの銅貨』

1959年のアメリカ映画。 1920年代中旬以降、活躍したコルネット奏者のレッド・ニコルズの半生を描いた。 主人公は「レッド・ニコルズと5つの銅貨」というバンドを組んで活動していたが、 娘が小児麻痺となったことをきっかけに演奏家としての活動をやめてし…

『いい緊張は能力を2倍にする』樺沢紫苑著

「緊張しい」な自分を克服するために本書を手に取った。 過緊張も、緊張しなさすぎもどちらもパフォーマンスを下げるという。 ちょうどいい緊張状態が最も能力を発揮できるそうだ。 いわゆる「ゾーン」というやつである。 敵を知り、己を知れば百戦危うから…

『パピヨン』

1973年公開のアメリカの伝記犯罪映画。 スティーブ・マックイーンが脱獄囚の主演で、ダスティン・ホフマンがその相棒の 脱獄囚を演じた実際にあった話を元にした脱獄の物語。 舞台はフランス領ギアナの監獄。 胸に蝶(パピヨン)の刺青がある主人公のパピヨ…

『ビッグウェンズデー』

1978年に公開されたアメリカの青春映画。 カリフォルニアでサーフィンを楽しむ若者がベトナム戦争への召集などを経験して、 再び波(水曜日に大きな波がやってくるので「ビッグウェンズデー」)に帰ってくる話。 アメリカらしい青春の過ごし方だな、と思った…

『無駄な仕事が全部消える超効率ハック』羽田康祐著

広告代理店に勤める著者が様々なビジネス本を読んで、 共通のことが書かれているポイントを集めて生産性を高めるために 必要な考え方などをまとめた本。 まず、自分は他人と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べることで 他人に振り回される時間が少なく…

1917 命をかけた伝令

2020年公開のイギリス・アメリカの戦争映画。 舞台は1917年、第一次世界大戦時のフランスで、イギリス陸軍のある部隊から 別の部隊へ若いイギリス兵二人が伝令に行く姿を全編1ショットのように撮影した映画。 戦争を経験していないから分からないけど、全編…

『トップガン』

1986年公開のトム・クルーズ主演のヒット作。 米海軍の優秀なパイロットの養成所「トップガン」に入った主人公マーベリックと 相棒グースとアイスマンたちライバルと恋する女性教官との話。 音楽と戦闘シーンがカッコイイ。

『多動力』堀江貴文著

全てが全て自分に合っているかというとそうではないし、何だか 楽しいことのために生きているというとまるで人生に意義とか目的を 持つことが否定されているようで反感を覚えるが、 「なるほど」と思える部分もあって考えさせられるところはあった。 ・肩書…

『キネマの神様』原田マハ著

40歳を前にした大手ディベロッパーに勤めるキャリアウーマンが退職して、 ギャンブル好きで映画好きな父親が映画サイトに娘の文章をたまたま投稿したのをきっかけに その映画雑誌の会社に社員としてスカウトされる。 さらには実は本当にスカウトしたかったの…

『キャスト・アウェイ』

2000年公開のアメリカのドラマ映画。 トム・ハンクス演じる主人公のチャックはフェデックスの社員で、荷物の配達で、 世界中を飛び回る生活をしている。 ある日、恋人のケリーと空港で別れると輸送の飛行機に乗り込み、荷物を運ぼうとする。 ところが、途中…

『ホット・ファズ』

2007年公開のイギリスのコメディー・アクション・サスペンス要素の詰まった映画。 警察学校や現場で優秀な成績を収めたスーパーポリスマンである主人公が、 その優秀さを疎まれて田舎に飛ばされる。 そこはとにかくのんびりした町であるのだが、連続して死人…

『摩天楼を夢みて』

1992年公開のアメリカの映画。 ある不動産会社でセールスマンたちが会社からの「売らなければクビ」という 強制的な指示に仕方なく従うが、会社からは売れない物件ネタを渡されるだけで 契約につながる営業はできない中、会社への不満と反発を表していくとい…

『アーモンド』ソン・ウォンピョン著

本屋大賞の翻訳部門を受賞した韓国小説。 脳の中の扁桃体(アーモンド)という感情を司る器官が人より小さく生まれた主人公。 そのため人よりも喜怒哀楽といった感情を感じづらい。 家族である母親と祖母は主人公に感情を感じさせようと色々と工夫して教育し…

『アメリカン・ハッスル』

2013年公開のアメリカ映画。 1970年代後半のアメリカで実際に起きた政治家の収賄スキャンダル・アブスキャム事件を 題材にしたサスペンス。 主人公の詐欺師がFBIと共に政治家を相手取り収賄容疑で逮捕するために 嵌めていくというお話。

『プレステージ』

2006年公開のアメリカのクリストファー・ノーラン監督のサスペンス映画。 19世紀末のロンドンを舞台に二人のマジシャンが互いの技を競い合う話。 二人のマジシャンをヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベールが演じている。 イリュージョンマジックを巡る…

『プリズナーズ』

2013年公開のアメリカのサスペンス映画。 ヒュー・ジャックマン演じる父親とジェイク・ギレンホール演じる警察が 父親の娘の誘拐事件を追うストーリー。 誘拐直後から容疑者は挙がっていて、決定的証拠がないために その容疑者は釈放されるのだが、父親はそ…

『40代にしておきたい17のこと』本田健著

タイトル通りの内容。 気になったポイントをメモする。 ・40代の自分にできること、できないことを見極める。 ・40代になると才能がある分野と無い分野が分かってくる。 ・40代は人生の後半戦に入るが、半生を振り返ってみると違った視点で自分を見直す チャ…

『ザ・ファーム 法律事務所』

1993年公開のトム・クルーズ主演のサスペンス映画。 主人公のミッチはハーバード・ロー・スクール出身で好条件で テネシー州メンフィスの大手法律事務所に雇われることになる。 しかし、そこで事務所の闇の顔を知ることになり、FBIとも駆け引きしながら共謀…

『方法序説』デカルト著

「我思うゆえに我あり」で有名な本書。 全てを疑と考えようとする間も、そう考えているこのわたしは必然的に なにものかでなければならない。 何かを考えているということは自分は何かであるということ。 この他にもデカルトが真理を考えるために必要だと考…

『ウィンド・リバー』

2018年公開のアメリカのサスペンス映画。 ネイティブ・アメリカンの少女が殺された事件を追う地元のハンターと そこに一人派遣されて来た若いFBI女性捜査官の話。 ウィンド・リバーという地方が広大な土地にも関わらず、 そこを守る警察の数が圧倒的に少ない…

『雪男は向こうからやって来た』角幡唯介著

朝日新聞社出身の冒険家である著者が退社後に話の来た雪男捜索隊に参加して、 エベレストまで行って雪男探しをした体験談と、同隊に参加した他の登山家や 雪男を見たという冒険家の話を直接聞いたり又聞きしたりして入手した 雪男の話を記した本。 中には実…

『スリービルボード』

2017年公開のアメリカの映画。 娘を殺された母親が、「娘はレイプされて焼き殺された」「いまだに犯人が捕まらない」 「どうして、ウィロビー署長?」という文字の書かれた 大きな3枚の看板を町の郊外に立てる。 犯人が捕まらない中、警察批判とも取れるよ…