『1分で話せ』伊藤羊一著
ヤフー・アカデミアという企業内大学の学長である著者が
孫正義の前でプレゼンを褒められるまでに至る自分のスキルなどをまとめた著書。
人に伝える際に、いくらロジカルでもダラダラと話していては伝わらない。
人は相手の話を80%は聞いていないからだ。
話は「結論ー根拠(3つ)ー例えば」のピラミッドで構成する。
プレゼンの場合は、これにキャッチーなキーワードをプラスする。
「誰に、何を、どうしてもらいたい」を意識することから始まる。
上司に言われたから報告するだけでは相手には伝わらないというのは耳が痛い。
考えが頭の中をぐるぐる回っているだけの悩むという状態から、結論を出す、
つまり考えることを習慣づけることが重要であるというのも耳が痛い。
「例えば」の話をして相手のイメージを引き出すには、本人の記憶にある
イメージを引き出す、「想像してみてください」などのような言い方をする。
そして、プレゼンには練習が必ず必要になることも忘れてはならない。