2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『盤上の向日葵』柚月裕子著

将棋の駒が置かれた白骨死体。 その駒は名工が作った600万円もする由緒ある高級駒だった。 あるタイトル戦に挑戦する棋士がどのような変遷を経て今に至っているかを 描いているのだが、特に幼少の頃に父親にネグレクトされながらも ふとしたことがきっかけで…

『マッチスティック・メン』

2003年公開のアメリカの詐欺師の映画。 主人公の詐欺師ロイをニコラス・ケイジが演じている。 ロイは相棒のフランクと共に詐欺をして生活をしていた。 ロイには過去の仕事でためていた100万ドルを超える金を銀行の貸金庫に保管していた。 大きな仕事をする前…

『真実の行方』

1996年に公開されたアメリカのサスペンス映画。 リチャード・ギアが主人公の弁護士役で、エドワード・ノートンが殺人事件の容疑者の 青年役を演じている。 青年は多重人格で弁護士はそれを最終的に裁判の場で実際に引き出し、 青年の殺人罪は心神喪失となり…

『歌集 滑走路』萩原慎一郎著

32歳という若さで亡くなった著者の短歌集。 口語で綴られた短歌。 率直に語られた心情。 テーマは非正規、恋など。 自分も共感できる詩がいくつもあった。 詩歌本やたらと置いてある増田書店の増田さんに会いたし 著者が小平の人らしく、地元国立の本屋が出…

『5つの銅貨』

1959年のアメリカ映画。 1920年代中旬以降、活躍したコルネット奏者のレッド・ニコルズの半生を描いた。 主人公は「レッド・ニコルズと5つの銅貨」というバンドを組んで活動していたが、 娘が小児麻痺となったことをきっかけに演奏家としての活動をやめてし…

『いい緊張は能力を2倍にする』樺沢紫苑著

「緊張しい」な自分を克服するために本書を手に取った。 過緊張も、緊張しなさすぎもどちらもパフォーマンスを下げるという。 ちょうどいい緊張状態が最も能力を発揮できるそうだ。 いわゆる「ゾーン」というやつである。 敵を知り、己を知れば百戦危うから…

『パピヨン』

1973年公開のアメリカの伝記犯罪映画。 スティーブ・マックイーンが脱獄囚の主演で、ダスティン・ホフマンがその相棒の 脱獄囚を演じた実際にあった話を元にした脱獄の物語。 舞台はフランス領ギアナの監獄。 胸に蝶(パピヨン)の刺青がある主人公のパピヨ…

『ビッグウェンズデー』

1978年に公開されたアメリカの青春映画。 カリフォルニアでサーフィンを楽しむ若者がベトナム戦争への召集などを経験して、 再び波(水曜日に大きな波がやってくるので「ビッグウェンズデー」)に帰ってくる話。 アメリカらしい青春の過ごし方だな、と思った…