『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』

2009年公開のアメリカの映画。

"Immigration and Customs Enforcement"

略してICE。アメリカの移民・関税執行局。

ハリソン・フォードが主人公でその捜査官を演じている。

中南米からの移民、中東からの移民、アジアからの移民、オーストラリアからの移民など

様々な国・地域からの移民が毎年数多く入ってきているアメリカ。

元々が移民によって成り立っているアメリカ合衆国は移民の受け入れに寛容なのかと

思いきや、事実はそうでもない。もちろん、不法移民なども問題であるのだが、

人道的な観点から言うと、一概にそれだけで移民排斥してしまっていいのかと言う

問題もある。

この映画はそのような重いテーマを扱っている。

様々な移民の視点から映画は作られているのだが、

そのいずれも何かしらの問題を抱えている。

アメリカ人がこの映画を作っていると言う点が多少の救いになっているだろうか。