『方法序説』デカルト著

「我思うゆえに我あり」で有名な本書。

全てを疑と考えようとする間も、そう考えているこのわたしは必然的に

なにものかでなければならない。

何かを考えているということは自分は何かであるということ。

この他にもデカルトが真理を考えるために必要だと考えたいくつかの方法が記載されている。

まず、注意深く即断と偏見を避けること。

次に、検討する難問の一つ一つを小さく分割すること。

そして、単純なものから考え始めて、徐々に複雑なものを考えていくこと。

最後に、完全に見直しをして、見落としのないようにすること。

こうした方法で考えることが重要。