『おなかがすいたハラペコだ。』椎名誠著
アマゾンの猿ジャガ。ワニがご馳走。羊と牛の丸焼き。
辺境の土地に行っている著者ならではのチョイス。
こういった食べ物を女性誌に書くあたりが著者の面白さであるように感じる。
最近ウィスキーにはまっていることもあって、
世界のウィスキー料理について紹介している話は興味を持って読んだ。
スコットランドのハギスという料理で、羊や牛などの内臓をミンチしたものを
炒めたタマネギなどと混ぜて羊の胃袋に入れて茹でたものに
シングルモルトのウィスキーをたっぷりかけて食べる。
何とも野趣にあふれた料理ではないか。
だが、美味そうである。
また、同じくスコットランドのボウモアというウィスキーを生牡蠣に
ぶっかけて食べるという豪快な料理。
こちらも大変うまいということで、ぜひ食べてみたいものだ。