水際対策
新型コロナウィルスによる肺炎の流行の防護策が遅れているようだ。
事実上の閉鎖を実施したわけだが、感染の広がりを抑えるためには
もう少し早期に動き出す必要があったのかもしれない。
既に中国国内での感染者は増加しているようだし、
海外でも感染者の発見は相次いでいる。
もちろん日本国内でも既に2人感染者が見つかっており、
今後国内での広がりも懸念されている。
完璧ではないが、マスク着用でもある程度の飛沫感染は防げるようだし、
こまめなうがい手洗いも効果的なようだが、
それ以上に政府が中国当局と連携して水際対策をする必要があったのではないか。
春節の時期と重なり、中国からの観光客も多く、これを頼りにしている
地域経済もあるから規制することは難しいかもしれないが、
もしWHOから緊急事態の宣言がなされれば状況は一変するかもしれない。
果たしてそれからで間に合うのかという懸念もあるが、
上記の経済問題も関わってくるから政府としても難しいのだろう。
だが、かつてのSARSのような世界的な流行となる前に
各国が迅速に対策を取らなければならないので、
WHO及び各国政府は責任を取った決断をしなければならない。
