『野性の呼び声』

2020年公開のアメリカの冒険小説を原作とした映画。

アメリカ南部の判事の裕福な家で飼われていた犬・バックが、

ひょんなことからアラスカへと売られていき、

そこでそり犬として飼われることになる。

バックは持ち前のリーダーシップでそり犬たちをまとめ上げ、

すぐにリーダー犬としてそり犬による郵便配達を成功させる。

しかし、電報システムが発達したことにより、そり犬による郵便配達が

廃止となり、そり犬たちも不要となった。

悪どいアラスカの黄金探しの手に落ちたバックたちだったが、

無理なソリ弾きがたたって、バックは倒れてしまい、

ある老人に引き取られることになる。

その後、目覚めたバックはその老人とともに

アラスカのユーコン川をさかのぼったところにある宝のありかを目指した。

そこにはかつて砂金掘りたちが探していた砂金が溜まっている川と

豊かなアラスカの自然が待っているのであった。

そこで老人とバックは絆を深めるとともに、

バックは次第にその地に生きる狼たちと心を通わせるようになった。

黄金探しの悪人に場所を突き止められた老人はついに殺されてしまうのだったが、

バックはその敵討ちを果たす。

そして、バックは狼たちを従えて、その地に野生として生きるのだった。