『うまくいっている人の考え方』ジェリー・ミンチントン著

・自分の長所にだけ意識を向ける

自分の長所に意識を向ければ長所はさらに磨きがかかり、恵まれている部分はより一層大きくなる。

・自分の気分に責任を持つ

自分がどれくらい幸せを感じるかは練習することで増やせる。毎日5分間、幸せを意識的に感じる練習をする。

・仕事を楽しむ

今の仕事が嫌なら、軌道修正するために必要なことはなんであれ絶対に始めると決意し、目標を立てて、計画を段階的に実行すること。

・自分は幸せになれると信じる

健全な自尊心を持っている人が他人からの敬意や協力、友情を得られる。自尊心を高めることに意識を集中すること。

・自分のミスは全て許す

理解することは許すこと。自分がなぜミスを犯したかが本当に理解できれば、もう自分を責める必要はない。

・どんな出来事もいい方に解釈する

どのような物事もそれ自体は良くも悪くもなく中立。よく見えたり悪く見えたりするのは私たちがそのような見方を選んでいるからに過ぎない。自分が不快に感じている状況に対して新鮮な解釈をし、プラスの要素を含んでいることの信念を裏付ける根拠を探し求めることが必要。

・他人に対する悪い感情はさらりと忘れる

悪い感情は、他の誰よりも自分に一番多くの害を与える。

・自分に頼る

自分でできることは自分でする。自分に頼る度合いを大きくすれば、よりより人間関係が築ける。

・他人の反応を気にしない

自分の感情は自分の責任。他人の感情は他人の責任。

・情報を鵜呑みにしない

言われたことを鵜呑みにするのは愚かな態度。最善の方法は、広い視野で物を見ること。

・自分の長所に目を向ける

ノートを用意して、「自分のポジティブな資質と行動」というリストを作る。左のページに今日した「いいこと」を10個書いて、右のページにそれに対する評価を書く。例えば、賢明な決定をしたら「賢明」と書く。このリストを毎晩記入して、翌朝、目が覚めたら前日に書いたことを読み返す。

・現在に意識を向ける

自分の思考内容を調べれば、過去と未来については多くの時間を割いて考えるのに、現在についてはほんのわずかな時間しか割いていないことに気づく。現在の幸せを掴み損なってまで過去や未来の楽しみに更けてはならない。

・人との出会いを楽しむ

自尊心を高めて、相手の緊張をほぐして、自分のことを気にしすぎないことが内気な性格を克服する。

・自分の個性を受け入れる

自分は極めてオリジナルで他の人と違うのだから、完全に理解する人がいなくても不思議ではない。

・異文化に興味を持つ

行きたいと思っていた国への旅行を計画し、実際にそこに行くつもりで現地の事情を詳しく調べる。異文化を学ぶことほど知的好奇心を刺激する楽しい経験はあまりない。知識は増えるし人生観が深みを増し、自分をよりよく理解できるようになる。

・心の中に静かな場所を見つける

リラックスして椅子に座り目を閉じる。思考が心の中にふと浮かんできたときはそれに耳を傾け、消えるのを待つ。静かな場所にアクセスすることになれたら、いつでもどこでもそこに行くことができるようになる。

・長期的な目標を立てる

長期的な目標を持つとしっかりした人生設計ができ、自分の欲しいものを手に入れやすくなり、その目標に向かって仕事をし、それを達成することで人間的に成長する。

・自分の間違いに責任を持つ

間違いを犯したときは、洞察を深める絶好の機会。

・賢明な選択をする

いい選択とは、気分が良くなる、他の人が変わる必要がない、自分の幸せが優先されている、他の人が責任を取る必要がない、自分を含めて誰も被害を受けないもの。