『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』津川友介著

カリフォルニア大学の医学部で助教授を務める著者の巷の「健康に良い食事」に ついての科学的な根拠に基づいた見解を述べた本。 今ダイエットをしているが、食事制限ではなくて食事の内容を変えることで 痩せることはできないかを模索していたこの本を手にし…

『運び屋』

2018年公開のアメリカの犯罪映画。 80歳代になってメキシコの麻薬密売組織の運び屋となった老人の実話を基にした話。 主人公をクリント・イーストウッドが務めている。 頑固でお節介焼きな古き良きアメリカ老人をクリント・イーストウッドが ピッタリハマり…

『精神科医が教えるストレスフリー超大全』樺沢紫苑著

今、どうしてもストレスに悩まされているというわけではないが、 コロナ禍で結構売れているということでふと手に取って読んでみることにした。 いざ読んでみると付箋をつけるページがいくつも出来てしまい、 かなりためになる本だなと感じた。 以下、気にな…

『やり抜く人の9つの習慣』ハイディ・グラント・ハルバーソン著

目標達成するために何をすべきか。 どこかで諦めたり挫折してしまう自分のそんなネガティブな面を克服したい。 そんな思いでこの本を手にした。 やり抜く人、成功している人は以下の9つの習慣を実践していると言う。 ①目標に具体性を与える メンタル・コント…

『アラスカ 風のような物語』星野道夫著

星野道夫の文章は、地に足がついていて、率直であり、美しい。 言葉から広がる世界が読む者をアラスカの悠久の大地へと誘ってくれるかのようだ。 このような文章を書いてみたいと思うのだ。 それで久しぶりに星野道夫の本を手にした。 写真も多く掲載されて…

『カンパニー・メン』

2011年公開のアメリカのドラマ映画。 ベン・アフレックがある造船会社に勤める主人公のボビー、 トミー・リー・ジョーンズが同じ会社の上司であるジーンを演じている。 大会社に勤めていたボビーは突然会社からクビを言い渡される。 ボビーは職探しを始める…

『首都感染』高嶋哲夫著

まさに現在のコロナを予言していたかのような内容。 東京のロックダウン、封鎖といった実際には今の所行われていない 政策がとられていたり、死亡率が全然高かったりと現状のコロナ禍とは違う点はあるものの、 多くの点で共通点があり、科学によってここまで…

「マイケル・ジョーダン:ラストダンス」

NETFLIXのドキュメンタリー番組。 マイケル・ジョーダンとシカゴ・ブルズの2回のスリーピート(三連覇)を追った ドキュメンタリーである。 ジョーダンは学生時代からドラフトでブルズに入団してすぐに大活躍した。 さらにスコッティ・ピッペンやグラントら…

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』藤吉豊・小川真理子著

編集プロダクションの編集者がまとめた文章術ベストセラーのポイント。 自分が大切だと思ったポイントを以下、挙げていく。 ・頭の中に浮かんできたことを浮かんだ順番で書くより、型に合わせて書いた方が、 伝わりやすい文章になる。 型①逆三角形型;結論⇨…

『ランボー ラスト・ブラッド』

2019年公開のランボーシリーズの最終回。 シルベスター・スタローンが年取ったなぁ、という感想。 でも結構残虐シーンが多かった。

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

昨年大ブームになった「鬼滅の刃」の映画。 日本映画史上最も売れた映画である。 漫画は全巻持っており、アニメも全編すでに見終わっていた。 戦いのシーンがカッコ良い。 そして、煉獄さんの心意気が何より良かった。 柱として、格下の隊員や一般人を守ろう…

『銀河鉄道の父』門井慶喜著

宮沢賢治の父親・政次郎の視点で宮沢家の日々を描いた小説。 2018年に直木賞を受賞している。 政次郎は息子を溺愛している。「父親すぎる」父親であった。 自分が病気になるのも厭わずに息子の看護をしたり、 息子の東京に行きたいと言うわがままも聞き入れ…

『漂流』角幡唯介著

1994年、沖縄のマグロ漁師・本村実はフィリピン人船員らとともに37日間会場を 漂流したのち、奇跡的に通りがかった船に助けられて生還を果たした。 しかし、彼は8年後、再び漁に出て、今度は二度と戻らなかった。 沖縄の伊良部島にある佐良浜の漁師であった…

『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』前野隆司著

幸せについて、今まで真剣に考えることは無かったような気がする。 現在、果たして自分は幸せだろうか。 率直に言うと微妙なところである。 現状、仕事以外では不満なことはそこまではない。 ただし、仕事について言えば、正直不満ではある。 では、自分はど…

『ライフ』

2017年公開のアメリカのSFホラー映画。 真田広之も出演している。 ISS(国際宇宙ステーション)を舞台に火星から採取した 地球外生命体(初めは小さな細胞)が、実は知能を持っており、 ISS内の宇宙飛行士を次々と襲う話。 最後は残った二人の宇宙飛行士のう…

『イルカと、海へ還る日』ジャック・マイヨール著

人類で初めて水深100mまでの閉息潜水を記録した伝説のフリーダイバーの著書。 フリーダイバーになったのはマイアミ水族館でイルカのクラウンと一緒に仕事し、 彼女から色々と学んだことによるのだった。 そもそも日本の唐津の七ツ釜で子供時代にイルカと偶然…

『TENET』

2020年公開のアメリカのアクション映画。 昨年話題になった映画だったので、レンタルになったら即、借りて見た。 正直言って難しい。 CIAの主人公がスパイとなって世界の危機を救うという話だったが、 時間に逆行するシステムがどのようにして起こるのか、 …

『サピエンス全史 上・下』ユヴァル・ノア・ハラリ著

ホモ・サピエンスがどのように世界に広まり、繁栄していったのかを イスラエル人の歴史学者が記した本。 五万年前、サピエンスはネアンデルタール人とデニソワ人とグレーゾーンにあり、 稀に交配していることもあったそう。しかし、両者はサピエンスによって…

『入門 起業の科学』田所雅之著

コンサルやベンチャーキャピタルで勤務経験のある著者が スタートアップについて記した『起業の科学』の入門編。 起業するにあたって、「スモールビジネス」と「スタートアップ」は異なる。 スモールビジネスはすでにある事業を小さく始めるもので初めからあ…

『じんかん』今村翔吾著

私は歴史小説が好きなのかもしれない。 この小説も戦国時代が舞台の歴史小説。 主人公は松永久秀。主家を殺し、天下の将軍を殺し、東大寺の大仏殿を焼き尽くすという 三つの大悪を働いた男として信長に言われた男の一生を描いた物語。 出自が不明と言われて…

『正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官』

2009年公開のアメリカの映画。 "Immigration and Customs Enforcement" 略してICE。アメリカの移民・関税執行局。 ハリソン・フォードが主人公でその捜査官を演じている。 中南米からの移民、中東からの移民、アジアからの移民、オーストラリアからの移民な…

『鑑定士と顔のない依頼人』

2013年公開のイタリアのサスペンス映画。 主人公は歳をとった鑑定士の男。オークションの司会もやっている。 ある時、若い女性の依頼人から家の物の鑑定をしてほしいと頼まれる。 鑑定士が依頼人の家に行くと、依頼人は隠れて正体を表そうとしない。 鑑定士…

ソラノイロ@東京駅

特製ベジソバ 東京駅のラーメンストリートにあるラーメン屋 麹町店がミシュランガイドに掲載されているというのと野菜ラーメンが 珍しいので食べに行ってみた。 特製ベジソバは写真の通り、キャベツとサツマイモとミニトマトと ブロッコリーとレンコンとニン…

『1分で話せ』伊藤羊一著

ヤフー・アカデミアという企業内大学の学長である著者が 孫正義の前でプレゼンを褒められるまでに至る自分のスキルなどをまとめた著書。 人に伝える際に、いくらロジカルでもダラダラと話していては伝わらない。 人は相手の話を80%は聞いていないからだ。 …

『盤上の向日葵』柚月裕子著

将棋の駒が置かれた白骨死体。 その駒は名工が作った600万円もする由緒ある高級駒だった。 あるタイトル戦に挑戦する棋士がどのような変遷を経て今に至っているかを 描いているのだが、特に幼少の頃に父親にネグレクトされながらも ふとしたことがきっかけで…

『マッチスティック・メン』

2003年公開のアメリカの詐欺師の映画。 主人公の詐欺師ロイをニコラス・ケイジが演じている。 ロイは相棒のフランクと共に詐欺をして生活をしていた。 ロイには過去の仕事でためていた100万ドルを超える金を銀行の貸金庫に保管していた。 大きな仕事をする前…

『真実の行方』

1996年に公開されたアメリカのサスペンス映画。 リチャード・ギアが主人公の弁護士役で、エドワード・ノートンが殺人事件の容疑者の 青年役を演じている。 青年は多重人格で弁護士はそれを最終的に裁判の場で実際に引き出し、 青年の殺人罪は心神喪失となり…

『歌集 滑走路』萩原慎一郎著

32歳という若さで亡くなった著者の短歌集。 口語で綴られた短歌。 率直に語られた心情。 テーマは非正規、恋など。 自分も共感できる詩がいくつもあった。 詩歌本やたらと置いてある増田書店の増田さんに会いたし 著者が小平の人らしく、地元国立の本屋が出…

『5つの銅貨』

1959年のアメリカ映画。 1920年代中旬以降、活躍したコルネット奏者のレッド・ニコルズの半生を描いた。 主人公は「レッド・ニコルズと5つの銅貨」というバンドを組んで活動していたが、 娘が小児麻痺となったことをきっかけに演奏家としての活動をやめてし…

『いい緊張は能力を2倍にする』樺沢紫苑著

「緊張しい」な自分を克服するために本書を手に取った。 過緊張も、緊張しなさすぎもどちらもパフォーマンスを下げるという。 ちょうどいい緊張状態が最も能力を発揮できるそうだ。 いわゆる「ゾーン」というやつである。 敵を知り、己を知れば百戦危うから…